病気とお口の予防
お口と関係のある病気
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歯周病菌がある人は、ない人に比べて新型コロナで死亡する危険性が高いという研究結果があります。
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歯周病菌が体内に入ると、認知症の原因物質が脳に蓄積する量が、通常の10倍になるという研究結果があります。
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歯周病菌は、脳や心臓の血管を詰まらせる危険因子のひとつです。
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かむ力が弱まると、栄養を十分に摂ることができなくなります。
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口の機能が弱まると全身の機能も弱まります。
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歯周病と糖尿病は高いに悪影響を与えます。
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口の中の菌が肺まで届いて炎症を起こします。
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歯周病が各種がんの危険性を高めます。
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奥歯でしっかりとかめない人は、転倒回数が多くなる傾向があります。
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歯周病にかかっている場合、危険性が高まります。歯周病菌が血中に入り、胎盤を通して胎児に直接感染すると考えられています。
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歯周病はリウマチの危険因子のひとつです。
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歯周病菌がエイズウイルス(HIV)を活性化させ、発症につながる可能性があります。
その他、多数...
専門的口腔ケアによる感染症予防
専門的口腔ケアとは?
歯科医師・歯科衛生士が、プロの技術と専門器具を用いて患者さんに行う「歯・口」のケアです。
歯周病がある人は、ない人と比べて感染・重症化の危険性が高まります。


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1.専門的口腔ケアで歯や口がきれいになるとウイルスが体内に入りにくくなり、感染を防ぐ可能性が高まります。
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2.専門的口腔ケアには誤嚥性肺炎を防ぐ効果があり、新型コロナによる肺炎重症化の予防につながります。
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3.専門的口腔ケアでお口の細菌が減ると腸内環境が改善。免疫機能が強化され、新型コロナによる重症化を予防します。
専門的口腔ケアには、新型コロナやインフルエンザを予防する効果があります。
感染防止対策について
新型コロナウイルス感染症が広がる前から歯科医師は感染防止対策を実施しております。
口の中で使用する歯科医療機器は、患者さん毎に交換し、専用の機器を用いて洗浄・滅菌処理を徹底。
歯科医師は院内感染防止対策の研修を定期的に受講。
スタッフに対して院内感染防止対策の研修を実施。
「感染防止対策」基準
この「基準」に加え、歯科医院の治療でも訪問診療でも、様々な感染防止対策をしっかり実施しています。
妊娠中のむし歯と注意点
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妊娠するとむし歯になりやすい原因
口の中に細菌がすみやすくなります。妊娠による粘膜組織の変化、細菌への抵抗力の低下、唾液中の成分の変化などが原因です。
歯みがきをするのがつらい場合は、ブクブクうがいだけでも効果があります。 -
むし歯以外にかかりやすいお口の病気
歯周病にかかっていると、早産や低体重児出産の危険性が高まります。
定期的に歯科検診を受けましょう。 -
食生活の注意点
赤ちゃんの乳歯は、妊娠して1か月ごろからできはじめます。
この時期は「主食」はごはんを基本に「副菜」でビタミン・ミネラルをたっぷりとるなどバランスがとれている食事が、お母さんや赤ちゃんの歯には大切です。

歯並び・かみ合わせについて
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乱れている
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隙間が多い
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かみ合わせに違和感
歯並び・かみ合わせの悪影響
むし歯や歯周病、発音、のみこみ辛さなどがあります。
特に成長期に歯並び・かみ合わせの乱れを放置すると、あごの形成などへの悪影響、頭痛・肩こり・アレルギー、睡眠時無呼吸症候群、ぜんそくや鼻づまりなどの病気につながる恐れがあります。
気になる場合は、歯並び・かみ合わせが適正かどうか、歯科医院にご相談ください。
入れ歯について
入れ歯と認知症

入れ歯未使用だと
認知症になる危険性が約1.9倍に!
歯を大切にし、入れ歯を使用すると認知症の危険性が下がります。
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その1
表情が豊かになって、人間関係も広がります。
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その2
言葉の発音がはっきりして、コミュニケーションが豊かになります。
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その3
食事がより楽しみになり、栄養状態が良くなります。
入れ歯をするといい影響
